あらゆる意味で震えあがる恐怖映画! 『フェノミナ』

  • 2017/10/9
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未だに根強い人気のホラー映画『フェノミナ』とは?

1985年公開のイタリア映画
監督:ダリオ・アルジェント
脚本:ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ
出演:
ジェニファー・コネリー
ダリア・ニコロディ
ドナルド・プレザンス

ホラーの帝王が手掛けた映画『フェノミナ』の概要

1985年にイタリアで公開された『フェノミナ』は、製作費3,800,000ドルをかけて制作されたホラー映画です。監督はホラーの帝王と言われたダリオ・アルジェント監督です。

撮影した場所はスイスのチューリッヒ、美しく大自然に囲まれた都市で撮影されたこの作品は、英語、ドイツ語、デンマーク語などに訳されて、たくさんの国で上演された作品でもあるのです。

ホラー映画というとストーリーの割に映像が追いつかず、おもしろさが半減する事も多いですが、『フェノミナ』は幻想的な映像とライトワークの素晴らしさ、独特のストーリーによって現在でも評価が高いホラー映画なのです。

心理的にくるホラー映画の多くはイタリア産!?

この映画を製作した監督のダリオ・アルジェントは、世界中で観た人を気絶させたと名高い『サスペリア』の監督でもあります。何となくホラー映画というとアメリカというイメージが強い方も多いと思うのですが、実際には心理的に震え上がってしまうようなホラー映画を作るのは、イタリアだという事を世界に見せつけるような作品でもあるのです。

ちなみに監督の作品には妻も脚本や出演を果たしている事が多いようです。夫婦で才能を出し合いながら数多くのホラー映画を製作しているのです。『サスペリア』と『トラウマ~鮮血の叫び~』そして『フェノミナ』は「美少女虐待サディスティックホラー三部作」などと言われているので、3つの作品をセットでご覧になってみてはいかがでしょうか。

世界中であふれているどのホラー映画よりも美しく、恐ろしく印象的な作品だという事がわかるはずです! この『フェノミナ』を一言でどういう映画なのか説明するとすれば、『13日の金曜日』などの殺人鬼の出る映画と『リーピング』を合わせたみたいな映画です。『リーピング』に関しては美少女と虫を操る事ができる少女という点で数々の共通点があると個人的に思います!

謎の少女連続殺人を映画『フェノミナ』のあらすじ

フェノミナ:DVDリマスターバージョン
とにかくジェニファー・コネリーが美しすぎます!
今のジェニファーしか知らない方には特におすすめです!

 

その事件は美しいのどかなスイスのチューリッヒで起こりました

スイスの北部チューリッヒにある寄宿学校にジェニファー・コルビノが転向してきます。彼女は昆虫と交信する事ができるという能力がありました。そして彼女は夢遊病を患っていたのです。そんな彼女は寄宿学校でも夢遊病で夜中に徘徊して歩くようになるのでした。ある夜彼女が徘徊している時に殺人事件と遭遇してしまいます。

そんな時、昆虫学者と知り合って、自分の能力を活かして犯人を捕まえようとします。ところがジェニファーの同室の友人までもが殺されてしまうのです。さらに昆虫学者の教授も殺害されてしまうのです。

実はこの都市では少女ばかりを狙った連続殺人事件が起こっていたのです。犯人を逮捕するために警察は高名な昆虫学者のマクレガー教授に協力を要請します。教授は被害者の頭部に集まっている昆虫を調べれば、犯人を突き止める事ができるかもしれないと思い、警察に協力する事になりますが、被害者はどんどん増えていくばかりなのでした。

映画『フェノミナ』の登場人物&キャスト紹介

特殊能力を持つ主人公 ジェニファー・コルビノ:ジェニファー・コネリー(1970年12月12日生まれ:公開当時15歳)

ジェニファー・コネリーの出演した作品の中でもこれは好きです。
それにしても本当に色々な作品に出演されている女優さんですよね。
世界中にファンがたくさんいるのもうなずけます。

有名な俳優を父親に持つジェニファー・コルビノはチューリッヒの寄宿学校に転校してきます。美しく優秀な少女なのにどこか影のあるジェニファーは、夢遊病という病気を患い夜な夜な徘徊を繰り返します。

また主人公のジェニファーにはもう一つ人には理解してもらいにくい能力があるのです。寄宿学校に転入してきてクラスメートのいじめにあっても、その特殊な能力でたくさんのお友達と遊ぶ事だってできるのです。ただしその特殊な能力のために連続殺人事件に巻きこまれていくのでした。

【イェール大学入学の彩色兼備! ジェニファー・コネリー】

主人公のジェニファー役を演じたのがジェニファー・コネリーです。彼女はこの『フェノミナ』という映画が初めての映画なのだそうですが、オーディションで監督に気に入られたから主役に抜擢されたのだそうです。つまり美貌と実力で勝ち取った役だったのですね。

この作品の中の彼女は15歳にしてすでに完成された、美しさと気高さを持つ少女でした。しかも利発! イェール大学で2年スタンフォード大学にも転入するなどの天才で、しかも英語、フランス語、イタリア語も堪能なのです。現在でも女優としてモデルとして活躍している女優なのです。

ちなみにショーン・コネリーの娘という噂がありましたが、その噂は全くのデマなのだそうです。あくまで噂という事ですね、実は彼女の父親は有名なデザイナーのジェラルド・コネリーなのでお間違いなく!

虫嫌いの女教師 ブルックナー:ダリア・ニコロディ(1949年6月19日生まれ:公開当時36歳)

ダリア・ニコロディが出演している映画『サスペリア』は、映画館で気絶する人が続出するなど、かなりの話題作でしたよね。あの時の恐怖をぜひご家族で味わってみてください。なんとも不気味な感じがたまりませんよ!

 

ジェニファーが転向してきた寄宿学校の教頭先生を兼任しているブルックナーは、よくいるお局様的な女性教師です。結婚しているんだか独身なんだかはわからない教師です。

痩せていてぎすぎすしている家庭や愛に恵まれていないような印象を受ける女教師で、ジェニファーの周囲にいた虫を極端に嫌うちょっとヒステリックな印象のある女性教師なのです。イメージとしてはアニメ『アルプスの少女ハイジ』のロッテンマーヤをヒステリックにしたような人物だと想像するといいでしょう。そして彼女はとても重要な役割を持っている登場人物の一人なのです。

【数々の恐怖映画に出演・脚本をしてホラーの帝王を支えたダリア・ニコロディ】

知っている人は知っていると思いますが、ダリア・ニコロディは女優としてこの作品に出演しているだけではなく、この映画の監督のダリオ・アルジェントの妻です。彼女はダリオ・アルジェント監督の映画に出演している女優というだけではなく、脚本なども手掛けていていわば夫であるホラーの帝王を影で支えた献身的な妻なわけです。

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そして彼女は『フェノミナ』だけではなく、『サスペリア』や『ザ・ショック』といった世界中が恐怖したホラー映画の数々に出演している女優です。出演した作品はホラー映画が多いためか、ホラー界の女優といってもいいくらいの実力派の女優なのです。

昆虫学者で犯人逮捕に協力する ジョン・マクレガー教授:ドナルド・プレザンス(1919年10月5日生まれ:公開当時66歳)

独特の雰囲気を持っている俳優さんですよね。
おなじみの『ハロウィン』では、犯人を追いかける精神科医の役をずっとしていました。
基本的に恐ろしい系の作品への出演が多かったような気がする俳優さんです。

連続少女殺害事件がチューリッヒで起こるなか、高名な昆虫博士のジョン・マクレガー教授のところに警察がやってきます。今でいう遺体にたかる虫を調べて犯人探しの証拠を調べる科捜研みたいな事をしてほしいと言うわけです。

彼は警察に協力するために昆虫の状態をいろいろと調べ始めます。この博士の特徴は昆虫学者というだけではなく、下半身不随の状態で自分の世話をチンパンジーに任せているという部分です。事件解決のためにチンパンジーと知り合ったジェニファーの力を借りて、連続殺人事件の殺人犯を突き止めようとするのです。

【『ミクロの決死圏』など世界中の映画に出演した ドナルド・プレザンス】

ドナルド・プレザンスと言えば亡くなるまでの間に、数多くの作品に出演していたイギリス出身の俳優です。映画『ハロウィン』シリーズに出てくる精神科医として有名ですよね。どの映画でも重要な役割を持つ役どころを演じる性格俳優でした。

見た目や声がとても独特な事でも知られていて、1995年に心不全で他界した事を受けて、映画『ハロウィン』では彼が演じた精神科医が同じ年に亡くなって、次の医師が引き継いだように作っているのです。それだけでもドナルド・プレザンスという俳優の人間性を垣間見る事ができます。

幻想的で美しいホラー映画『フェノミナ』の見どころ

ダリオ・アルジェント監督の代表作の一つ『歓びの毒牙』
この監督の制作するホラームービーは精神的にしんどいです。
もちろん褒め言葉です!

色々な意味で恐怖をかきたてられる不思議な恐怖映画

男性は美しくて清純なジェニファー・コネリーを見れた事や、ストーリー性などにとても好意的な意見が多いのがこの作品なのですが、なぜか女性にはあまり好評ではないという事実があります。それは何故かと言うと主人公の特殊能力が関係しているのです。彼女の特技は虫と交流を持つことができるという事! なので映画のシーンのあちこちで虫が出てくるのです。虫といっても蝶々とかバッタとかだけとは限りません。

中には「いや~!」と思うようなものだってありますよね。これが『フェノミナ』の評価を下げている一つの要因となっているわけです。確かに虫が嫌いな人にとってはダブルで怖がれる特殊なホラー映画だと言えるのかもしれません。

ちなみに個人的にも虫が出てくるいくつかのシーンで、違う意味で背筋がぞわーっとしてしまったという方も決して少なくはないはずです。それでいて連続殺人犯が誰なのか、最後の最後までわからないとかなどなど、たくさんの恐怖があふれているおすすめの作品なのです。

観た後で何だかすっきりとできたと思うめずらしいホラー映画

 

映画を観たらわかりますが、この連続殺人事件の犯人の憎たらしい事、憎たらしい事! それまでたくさんの少女が逃げ惑いながら殺害されていく中で、ラストの犯人を追い詰めてやっつける場面までは、「いいぞいいぞ!」「やれやれ!」「よーしそこだ!」といった掛け声をかけたくなるようなシーンの連続になります。

現代のホラームービーのように「もしかしたら続きがいつかあるかも?」とにおわすような終わり方をしません。だからでしょうか、かなり観終わった後ですっきりとできる作品だと言えるでしょう。

ただし憎き殺害犯がどうなってしまったのかについては、「なに?」と思うような終わり方をするので、その最後の最後の部分だけは何となく「モヤッ」とする印象を持つ方がいるかもしれません! どうなるのかは見てのお楽しみです。

虫が苦手! という方にはホラー以上の恐怖を感じる作品です

『フェノミナ』のポスターのジェニファー・コネリーをご覧になった事がある方ならわかりますが、ジェニファーが蝶々と戯れているという幻想的な美しさとは裏腹に、連続殺人犯の被害者の頭にくっついているのは蛆虫(うじむし)です。

あちらこちらに出てくる虫を見るたびに、ホラー映画とは違った恐怖に足がすくんでしまう作品です。もちろん連続殺人犯の顔が見えない、いったい誰が犯人なのか? などなど見えない恐怖というものもラストまで続くので、怖がりで虫が嫌いな人にとっては観た後でぐったりとできる作品だと言えます。

ホラーと特殊能力と美しさをギュッと濃縮したのが映画『フェノミナ』

 

ジェニファー・コネリーの妖艶すぎる美しさが凄い!

撮影当時は14歳ですからまだまだ中学生くらいの少女です。それなのにあれだけの美しさなのですからこの映画が公開された当時は「世の中にはこんなに美しい人がいるのだな」と感じた方も多いはずです。森の中や暗闇でジェニファーが夢遊病者となって徘徊するシーンでは、幻想的なほど美しく撮影されています。

この映画の評価の高い理由の一つに、この美しくライトを使ってそれすらを演出にしてしまうという部分があります。暗闇でもほのかに見える犯人へのヒントや、戦うジェニファーの美しさや可憐さなどを見事に表現している作品なのです。

超有名な○○だらけの水槽の中の○○は全て……

この映画では超有名なシーンがあります。それはラストに近いシーンでジェニファーが巨大な水槽というかタンクみたいなものに落ちるシーンがあるのですが、あの水槽の中のアレがもしも本物だったとしたらジェニファー・コネリーは相当な勇気の持ち主か、もしくはちょっとおかしいのかも? などと思ってしまいそうですよね。

でもでも実はあの水槽の中のアレは全てフェイクです。おがくずや木くずなどを使って超リアルにアレを表現したものだったのです。限りなく本物に近く見えていても、限りなく本物に近いフェイクだったのです! だから安心して最後までご覧になってくださいね。

映画『フェノミナ』まとめ

いかがですか? 映画『フェノミナ』は美しい美少女と特殊能力VS連続少女殺害犯との壮絶な戦いを、美しく幻想的な映像で楽しむ事ができる作品です。全てのホラー映画の原点ともいえる作品なので、まだの方はぜひ目隠しを用意してご覧ください!

個人的にはとても神秘的で好きな作品です。静かな深い森の中の寄宿学校で起こる事件なので、より一層恐怖を感じるのかもしれませんが、とても静かでとても美しい恐怖映画という印象はずっと変わりません。

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