ロリポップで Movable Type を導入する

ロリポップの場合はまず、データベースを使う事ができるプランはロリポプランとチカッパプランのみとなっています。つまりコロリポプランではデータベースを使えないのでMTを導入するのであればロリポプランもしくはチカッパプランで契約する必要があります。

ちなみにロリポプランとチカッパプランにも差があって、その差はMovable Type をインストールして実際に動かすようになればわかると思うんですが、Cron を設定する時に差が出るので注意しましょう。

というのもロリポプランというのはデータベースを１つ使う事ができて、さらにCronの設定は一番細かく設定をしても5分ごとにしか設定する事ができません。

という事は Movable Type の投稿予約をする時に無料ブログと変わらない時間設定しかする事ができないという事になります。もしもそれでは困るというのならチカッパプランに変更するしか方法はありません。

詳しくはロリポップの説明ページでご覧になればわかるので、参考にしてからどこのサーバーを借りるのかを決めても良いかもしれません。

それでは実際にロリポップの自分のサーバーに Movable Type をインストールしていきましょう。

ダウンロードページからダウンロードした MT を解凍しておき、さらにロリポップのサーバーでデータベースを作っておきましょう。ここに Movable Type をインストールしていきます。

データベースはユーザー専用ページにログインしたら左ツールバーのところにある『WEBツール』という部分にカーソルを持っていくと出てくるメニューのなかからデータベースを選択して作ります。

データベースは新規作成をするとつくる事ができますが、この時他のサーバーでも説明したように『サーバー』（データベースが入っているサーバー）と『データベース名』と『ユーザー名やパスワード』を忘れないようにメモしておきましょう。

※データベースの情報をメモする時はコピー＆ペースト（コピペ）する事をお勧めします。コピペは『Ctrl+C』ペーストは『Ctrl+V』どちらも同時押しすればできます。

それでは実際に Movable Type をサーバーにアップロードしていきますが、レンタルサーバー契約をした時のメールにFTPソフトの設定アドレスなどがあるので、まずはFTPの設定をしておいた方が良いですね。

まずはロリポップに接続してみましょう！

ロリポップのサーバーに割り当てられた自分の領域にFTPソフトを使ってアップロードしていきます。これは他のサーバーでも同じようにしましたね。

まず初期フォルダに入ったら、そこに Movable Type をアップロードするために、フォルダを作っておいてそこに Movable Type をアップロードしていきましょう。ここでは『mtos』というフォルダを作っておきました。

mtosというフォルダに全部をアップしていきます

アップロードをしたら『.cgi』という拡張子のファイルの属性を全て変更してあげなくてはなりません。これはどこのサーバーでも同じようにしたのでわかると思います。

.cgi というファイルは全て右クリックして属性を変更します

属性の変更はフォルダを右クリックして属性変更を選択して『705』もしくは『755』などに変更してあげると良いですね。『700』という数字にしてくださいというところもありますが、大抵755で大丈夫だと思います。

さて、通常であればこの状態になったら MT をデータベースにインストールする事ができるはずなんですが、ロリポップの場合は少し仕様が違うので動かすようになるにはもう少し時間がかかります。

mt-config.cgiをダウンロードしてくださいね

上の画の様にmt-config.cgi-orijinalというファイルをダウンロードしましょう。そしてそのファイルをテキストエディタなどを使って追加のプログラムを書き込む必要があります。

書き加えるのは次の4行です。コピー＆ペーストしてくださいね。

DBUmask 0022
HTMLUmask 0022
UploadUmask 0022
DirUmask 0022

最初は下の様な感じになっていて、一番下の部分に付け足すように書き込んでいきます。

最初はこんな感じです

上の画の最後の部分に4行をコピペしてください

これを保存して再び元の場所へアップロードしていきますので、接続してmtos の中の元の場所に再び上書きしていきます。そしてアップロードした内の次のファイルを削除してください。（ロリポップでは削除を薦めています。）

mt-wizard.cgi
mt-upgreade.cgi
mt-testbg.cgi
mt-check.cgi

以上でロリポップのサーバーに Movable Type をアップロードする事ができました。次回はデータベースへインストールして最初のウェブサイトを構築していきましょう。