7月に入って日増しに暑さが厳しくなっている高知県。今年の夏もおかしいぞ!?ということで、今年の夏の暑さについて調べてみたところ、絶望的に酷暑の夏がやってきているのが判明しまして……。共有したいと思います。
2022年の年明けまで起っていたラニーニャ現象
ラニーニャ現象はエルニーニョ現象の真逆の現象です。海水の温度が低くなるため、ラニーニャ現象が起こった年の夏は冷夏になるのが定説でした。この現象が去年の年末ころまであったのはニュースでも報道されていましたね。
なので今年の夏は冷夏になると予想されていました。ところがペルー沖の海水温度が急激に上がるエルニーニョ現象が入れ替わるように発生したため、ラニーニャ現象の影響はどこかへいってしまったのです。
それでも本当なら相殺されて平均的な海水温度になるはずだったのに、地球温暖化の影響でエルニーニョ現象のパワーの方が圧倒的に大きく影響しているというではありませんか!つまり夏は猛暑というわけです。
2023年日本全国の夏の暑さの予想は?
気象庁やウェザーニュースなどをチェックしてみると、今年の夏は西日本と東日本でだいぶかわってしまうそうな……。東日本は平均的な暑い夏で済むみたいなのですが、西日本と沖縄は猛暑・酷暑・大雨と、さんざんないわれようです。
なんで同じ日本なのにこれだけ気温差があるのだろうか?不思議に思いませんか?なのでこれも調べてみたところ、実は今年はチベット高気圧と太平洋高気圧が西日本と沖縄に重なって張り出しているそうなのです。
これって非常にめずらしいことみたいですね。というのも通常ならチベット高気圧と太平洋高気圧って重なることがないものなのだそうです。ところが、今年はそれぞれの位置が少しずつずれて重なってしまっています。
これも酷暑になってしまう原因みたいですね。
2023年の気温と残暑の予想について
気象庁の発表によると、今年の暑さは7月の下旬から8月初旬がピークらしいです。つまり今はまだ序の口の暑さなんですね。でもピーク8月初旬を過ぎたら涼しくなってくれるならいいけど、そうはどっこい!9月の残暑も厳しいらしいです。
しかも残暑が厳しいだけじゃなくて、厳しい残暑が長く続くらしいと予想されているから問題です。体力がない小さなお子さんや高齢者は熱中症に注意しなければなりません。この電気代が高いときにふざけんな!と思うけど仕方がない。
とにかく、2023年は暑さが厳しいと予想されているので、こまめに水分の補給を行うだけでなく、適度な塩分や糖分も補給してください。そして早く涼しい秋と寒い冬がやってきますように!