あの日、私は高知市のど真ん中の自宅にいました。実は地震が起きる少し前に妙な振動を感じて「なんか変だな?」と思った直後、ゴゴゴゴゴと地響きが起こり若干の縦揺れと横揺れを感じ、すぐに玄関から外に飛び出しました。
実は緊急地震速報はすでに揺れや地響きを感じてから鳴りだしたのです。
大きな揺れを予測して外に待機していた
YouTubeでは、南海トラフ地震についての都市伝説や注意喚起などをよく目にしていたので、とうとう来たのか?などと不安になりながら外で待機していましたが、高知市は震度3だったかな?実際にはもっと揺れは少なかったように感じました。
そもそも関東出身の私は震度5強の地震や火山の噴火(年齢がバレるけど)も体験しています。なので地震慣れといったら変だけど、それほど地震で慌てることはありませんでした。ところが、その日の地震の揺れは経験したことがない揺れだったのです。
縦揺れとも横揺れとも違う、なんだか地面がずれた感じの揺れだったように思います。こう、地面が上下にズレたような感覚?その揺れが非常にゆっくりと長く続いた記憶があります。長周期地震だったと後から知り、なるほどと思ったものでした。
西の街の被害はかなり甚大だった
高知市はほとんど被害がありませんでした。しかし一夜明けると西の地域ではかなりの被害が出ていたのです。それも非常に驚きました。水が出なかったり濁っていたりといった被害がでていたようですし、地面がボコボコになっているところもあったようです。
長周期地震は液状化現象を起こしやすいと聞きましたので、もしかしたら液状化現象によって地面がボコボコになってしまったのかもしれないですね。能登の方の復興もまだまだだと聞きますが、液状化現象が起こると本当に復興が難しくなってしまうのかもしれません。
津波がなかったのが本当に幸いしたなと思っています。私の自宅は川のそばなので津波が来たらあっという間に飲まれてしまうでしょう。何よりも高知県ってあんまり高い山とかない気がする……。特に太平洋側はかなり危険かなと思います。
とにかく、被害が大きかった地域の早い復興を願っています。また、ケガをされた方に心からお見舞い申し上げます。