実際に大災害に遭遇した友人から聞きました!
皆さんは防災のグッズを用意されているでしょうか? 私も自宅にはたくさんの防災グッズを用意しています。
いざという時のために用意しているものなので、しばらくすると「何が入っていたんだっけ?」なんて思って何度か開けてチェックはしていますが、いまいち災害に遭遇した事がないのでこれでいいのかどうかがわからない。
そこで今回は私の友人が実際に子供の頃に災害に遭遇した時に持っておいて良かったものをいくつかご紹介いたします。その大災害とは「阪神淡路大震災」です。
実際に経験したからこそわかる「これはあった方がいいよ~!」なグッズの数々を、東日本大震災の被災者の声も合わせてご紹介したいと思います。
意外なものが多かった! 本当はこれあった方がいいよ!

Gellinger / Pixabay
阪神淡路大震災も東日本大震災も確か寒い季節でしたよね。当時友人は小学生だったそうで、明け方にいきなり地鳴りとともにやってきた巨大地震い恐怖したそうです。
起きた時は部屋が真っ暗だし荷物が散乱していて歩く事もできないし、ガラスは割れていて危険だしでさんざんだったようです。まず歩いて外に出るのに怪我をした人が多かったと言っていました。
確かに眠る時に靴を履いて寝る人はいません。部屋はまだいいけれど外に出ようとして階段を下りていくと、ガラスが散乱していたというのが多かったみたいでした。
特にキッチンや庭に通じるガラス戸が割れている事が多かったみたいですね。という事で持っておくと良いよ! なグッズをご紹介いたします。
【キャンプ道具】

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キャンプ道具を持っていて良かったと答える方がとても多かったのが印象的でした。というのも大きな地震や二次災害などによって避難しなくてはならなくなってしまった方々というのは、当然長い間避難生活をしなくてはならなくなるからです。
避難生活をするのにも自分でキャンプ道具がある人とキャンプ道具が全く無い人とではやはり差が出るのは仕方がない事でしょう。同じように避難先で生活をするにしてもテントを張って家族で過ごすのと、体育館で大勢の方々と過ごすのでは疲れの取れ方も違います。
また、テントなどで生活をしていると、若干プライバシーが守れるので眠る時なども比較的安心して眠れるというのもあるかもしれませんね。キャンプ道具の中でも特に持っていて良かったと思われたものは「テント」「寝袋」「食器やタンク」などだったようです。
その他にも食材などを入れておくクーラーなどに食べ物などを保存しておくというのも良い方法かもしれませんね、いざという時に持って逃げられなくても丈夫なので固定しておけば後から取りに戻るという事もできますし。
他にもコンロがあって良かったという方もおられるようです。これも暖かい食べ物屋お茶などを食べられたり飲めたりというのが一番印象的だったのかもしれません。特に東日本大震災は真冬に起きた災害だったので暖かい食べ物や飲み物はありがたかった事でしょうから。
こうした理由からキャンプ道具は無いよりもあったほうが良いという事になりそうですね。特に寒い時期暑い時期関係なくプライバシーを守れるとい理由でテントと寝袋というのは必需品の中に入るのではないでしょうか。
【メガネ】

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メガネがあって良かったという方もとても多かったようですね。個人差はあると思うのですが例えば老眼鏡などを持って出るのを忘れてしまったために、避難所では相当苦労をなさったという方も多くいらっしゃるようでした。
この事から避難先で使うための度を合わす事ができるメガネなどを持っておくと良いかもしれませんね。度を合わす事ができるメガネを持っておけばイザという時にその人にあった度数に合わせる事ができるので不便さは感じないのではないでしょうか。
また、メガネを普段からもう一つ持っておいてそれを避難するときの袋などに入れておくというのも良い方法かもしれません。いずれにしても遠視、近視関係なく目が見えないというのは良い事ではありませんのでメガネなどは用意しておくと良いですね。
皆さんはご存知でしたでしょうか?メガネの度が合わない状態でいると体調が悪くなるという事があるんです。私が実際にそうでしたが度が合わないメガネを持っていて使っていたら偏頭痛が酷くなって結局病院に行く事になってしまったのですが、メガネというのは本当になくてはならないものなのですね。
普段使っているとあまりありがたみがわからないものかもしれませんが、急に使えなくなってしまったらこれほど困ってしまうものはありません。なので、もしもの時のために度を合わす事ができるメガネを非常袋に入れておくと良いかもしれませんね。
度を調節する事ができるアドレンズは一つ持っておくととても便利かもしれません! 老眼でも近眼でも関係なく調節して使えます。
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度の調節ができるアドレンズはこれ!
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【携帯電話の充電器や予備電池】

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携帯電話を一斉にかけなくなって規制がとかれる時には携帯の電池がなくなっていて使い物にならなかった、という事はよくある事なのかもしれませんが、イザという時に使えなくては持っている意味がありませんよね。
そこで被災された方々が持っていて良かった、もしくは持っていれば良かったと思うのが「携帯電話の充電器」や「予備電池」だったのだそうです。最近の携帯電話はインターネットなどにつなぐ事ができますので、情報を得ようとネットにつなぐ方も少なくありません。
でもそうなると当然ですが携帯電話の電池はどんどんなくなってしまいますよね、そこで普段から携帯電話などを充電する事ができる発電機などを持っておくと良いかもしれませんね。持っている方の中には他の方の携帯電話の充電にも役立ったなどとおっしゃっています。
困った時はたすけあいですよね。最近では懐中電灯に携帯電話などの充電ができる発電機能がついているものが販売されているので、そういったものを非常袋の中に入れておくというのも良いかもしれません。
また、予備の電池などもあった方が良いですね。電池は色々なモノに使うことができますから!でも電池は重い!と考える方も多いかもしれません。最近では電池を使わなくても充電しながら使える懐中電灯もあるので、そういうタイプを購入しておくと良いかもしれませんね。
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モバイルバッテリーは持っておいた方がいいかもしれませんね。
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【防災マップ】

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これも大変役立ったというお話でした。自治会などで配られる防災マップをラミネートしておいたものが大変役立ったと言われていました。これはラミネートしてあるというところがミソなのですね!今回の災害では津波など水の被害が甚大だったので水に濡れても大丈夫なものが役立ったようです。
ただ、ラミネートは自宅で持っていない方の方が圧倒的に多いのではないかと思うので、お住まいの自治会などにかけあってラミネートをしてくれるようにお願いしてみても良いかもしれませんね。海に近いなどの理由があればラミネートを自治会で買ってくれるのではないでしょうか。
そうすればその地域の方々は水に濡れても使えるタイプの防災マップやハザードマップを手に入れる事ができるという事になりますので、是非海に近い自治会の皆さん、この機会にラミネートを購入する事を検討してみてくださいね。
私のところの自治会もラミネートをしてありますが、最初は大きくて持ち運ぶのに大変そうだなと思いましたが、もしも津波などがきてもラミネートをしてあれば濡れないので安心して使う事ができますので、今では気の利く自治会の方々に感謝をしております。
イザという時に使うものですから普段はあまり考えないのかもしれませんが、こうしたちょっとした思いやりなどがもしもの時にありがたいなと感じる事なのかもしれませんね。
【ラジオ】

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これは誰もがわかる事でしょうが、災害時に電気やガスなどのライフラインはほとんどストップしてしまうからですね。つまり音が出たり光を発するものは全く役に立たないという事になってしまうわけです。
夜などは特に情報も入ってこないので怖いと感じる事でしょう。そんな時にラジオを持っていると情報を得る事ができますし、音がするという事で怖さも半減させてくれるというのもあります。
なので被災された皆さんはラジオを持っていると良いと答えるのでしょう。確かに考えてみると夜中などになんの情報も無く過ごすのと、ラジオから流れてくる情報を聴きながら避難しているのとでは全く状況や心構えが違ってきます。
例えばどこそこへ逃げてくださいとか余震や二次災害などの被害状況、その他にも色々な情報を得る事ができるのでラジオは絶対に持っておいたほうが良いですね。
最近では充電池のついた懐中電灯にラジオが付属している事がよくありますので、そうしたものを持っておくと良いかもしれませんね。明るいしラジオで情報は得られるし充電できるので電池はいらないしで良い事ばかりです!
水に濡れた時のために防水タイプのものを買っておいても良いかもしれませんし、水に濡れないようにビニールなどに入れておくというのも良いかもしれません。
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防災ラジオにはライトもついていて発電も充電もできて便利です!
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【マスク】

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阪神淡路大震災でも東日本大震災でも同じようにマスクがあれば良かったと考える方がたくさんいらっしゃいます。というのも甚大な被害を受けた地域というのはガレキがとても多いです。
するとそこを片付けたり歩いたりするのにもホコリなどがひどくてマスクでもしなければまともに息をする事もできない状態になってしまうのだそうです。つまり健康上良くないのでマスクは絶対に必要という事になるわけです。
ホコリには病気を発症する可能性がある雑菌などがたくさん含まれていたりするので、被災して心が弱くなっている状態の身体に追い打ちをかけるような事になってしまいかねません。
そこでマスクをつけて余計な体力を使わないようにするのとホコリが身体にはいってくるのを防ぎ、病気などを発症しないようにするのです。また、マスクは避難所生活を余儀なくされた方々に風邪などの病気をうつさないという事のためにも使えます。
最近はマスクの使い方を間違っている方が多いようですが、マスクというのは風邪をひいている人がつけるものですので、間違っても風邪をひきたくないからつけるものではありませんので注意しましょう。
病気を人にうつさないためにつけるものですよ!なのでこれからは自分が病気になったら、人にうつさないためにマスクを着用してくださいね。最近ではサージカルマスクと言って使い捨てのもので大量に入っているものが売っているのでそれを持っておくといいかもしれませんね。
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防塵マスクをしていれば気管支から雑菌やホコリが入り込むのを防いでくれます! いざという時のために用意したいですね。
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【長靴】

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今回のように甚大な被害を受けた地域などでは特にガレキの山を歩く事になるわけですよね、そんな時に膝までの長靴がとても重宝したのだそうです。長靴はゴムでできているので余程の事がなければ壊れるという事はありません。
なので、ガレキの中を歩くかもしれないという事を考えたら長靴を持っておいたほうが良いかもしれませんね。それに自宅などを掃除したりするのにも長靴があった方が安全に掃除をする事ができるのでお勧めできるかもしれません。
それに今回のような津波の引いた後などを歩く時にも長靴の方が安全に衛生的に歩く事ができるのでお勧めですね。安全靴という説もありますが安全靴の場合はとても重いものが多いので、疲れている方にはちょっと酷だと言えるのではないでしょうか。
恐らくですが長靴タイプの安全靴の場合は片方の重量が1kg近いと思うので、歩いている内に疲れて歩けなくなってしまう可能性があります。あれはあくまでも平らな場所を歩くからあの重さでも安全なのであって、悪路などを歩く時に使うものではないと思います。
また、そんな重い安全靴などをはいていてもしも余震などによる津波などが来てしまったら、逃げるのにも一苦労してしまいますので長靴を買うのであれば普通の長靴を購入した方が良いでしょう。
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こちらの長靴は一般的なレディースの長靴です。とってもおしゃれで普段使いもできるので特別用意するという感じではありませんね。普段使いの方が慣れていてかえっていいかもしれません。
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普通の長靴の方が高いというのはどうなのか!? でも安くて安全ならばこちらの方を選択してみるという手もありますね。ちなみに私は安全靴に慣れているのでこちらの方が安心感はあります。
もちろん安全靴だからといって絶対に安全だとは言い切れません。ちょうど足の指の付け根付近までしか鉄板が入っていないので、そこから上にものが落ちてくるとひどい目にあいます! 安全靴だからといって油断しているのでかなりひどい状態になりかねませんので、安全靴も完全に安全ではないという事を知っておくといいかもしれません。
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【ロープ】

congerdesign / Pixabay
東日本大震災の被害に遭われた方の中には「ロープ」がとても重宝したというご意見が多かったので取り上げてみました。なぜロープがありがたかったのか?というと、ロープを使って人命救助をする事ができたので良かったと感じたのだそうです。
人命救助という言葉がとても重い言葉に感じますね。たとえば東日本大震災の場合だと水に流された方々がとても多かったですが、中にはロープを使って救助されたという方もとても多いのだそうです。そんな事からロープを持っておくというのもとても大切な事なのだなと思いました。
1本のロープでどのくらいの方々が助かったのかはわかりませんが、そのロープで助かった命がいくつもあるという事を考えると、嬉しいと素直に感じることができますね。
こうした理由からロープを持っておくというのも良い事かもしれません。人命救助の他にもロープはたくさんの使い方ができるので便利です。
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人命救助だけに使うのではなく、簡易テントなどを作る時などにも重宝するのがロープ! お洗濯ものを乾かす事ができたりもしますので、数本用意しておくのもいいかもしれませんね。備えあれば患いなしです!
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まとめ

MariaGodfrida / Pixabay
いかがでしたか? 実際に用意していたものとは少し違っていたと思いませんか? 長靴やメガネといったものは怪我を避けるために必要なものなのだそうで、特に安全靴を持っていた方は怪我もなく救助も手伝えたそうです。
私個人的に持っておいた方がいいかなと思っているものは、ニトリルゴムの手袋なんて良いとおもいます。針やガラスが刺さらないので救助活動にもいいですし、荷物を取ったり片づけたりする時の安全を保障してくれるかもしれませんよね。
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また、できたらでいいけれど簡易トイレも持っておいた方がいいかもしれないですね。それと介護用品である臭わないビニール袋があるといいかもしれません。
赤ちゃんやお年寄りの介護をしているとわかると思うけれど、人の糞尿というのは異様な悪臭がするものです! 臭わない袋に入れるだけで衛生的に過ごす事ができますよね。臭いって意外ときついですし……。
テントについては簡易テントがあるとプライバシーが守れるし、着替える事ができるのでいいかなと思います。簡易テントの作り方を紹介している記事を貼っておきますので参考にしてくださいませ。
【避難先での過ごし方】お年寄りと子供が共存するために必要な事
参考にしていただけると嬉しいです。というか外部リンクのご紹介をしているので、私がテントの作り方を考案したわけではありませんのでご了承くださいませ。
では次回の防災の記事でまたお会いいたしましょう<(_ _)>