【防災】火災が起きた時に我が身を守る行動まとめ

災害への備え!防災情報

火災が発生した時にどんな行動が命を救う?

いかがお過ごしでしょうか。防災について色々と準備はされているでしょうか。

今回は火災が起こった場合、火災に巻き込まれてしまった場合などに対しての心得や、火災が起こった時に命を守るためにできる事などについてをご紹介しております。

大きくても小さくても火災は怖いものです

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管理人の私も火災に巻き込まれた事があります。その時の事を思い出すとちょっと怖くなってしまいますが、私の体験談を少しお話してみましょう。

私が当時暮らしていた場所というのは、住宅が密集している場所で幹線道路も道を挟んで出るという感じの場所で、幹線道路に出るまでの道は車一台が通るくらいの道幅しかありませんでした。

当時私が暮らしていた場所の付近というのは、連日放火があった場所だったんです。私はアパートで暮らしていたのですが、ある日外出から戻ってきて食事をしていたら外が何やら騒がしかったのです。

アパートの表側を見ても何もなかったのですが、裏側を見てみたら真っ赤に窓が染まっていたんです。部屋から窓を開けて見てみたら、裏の家が火事になっているではありませんか!

実はそれも放火だったのですが、付近の家を巻き込んでほぼ全焼してしまうという事態になってしまったのでした。燃えてしまった住宅の方は泣き叫んでいました。すごく怖かったです。

結局4軒ほどを巻き込んで火は消し止められましたが、道が狭い場所だったので消防車が到着するのが遅れてしまって、結局かなり激しく燃えてしまったのですね。

こんな感じで、火災が起こった場合には、私たち人間の力だけはどうする事もできないものなのです。それが地下道とか地下鉄とかだったらと考えると恐ろしくなってしまいます。

自分の身を守るためにも、火災が起こった場合の行動などについてを、普段からしっかりと頭に入れておくのもいいのではないでしょうか。それでは火災が起こった時の行動についてを考えてみましょう。

火災が発生した時の初期の段階でどうするべきか

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まず火災が発生した事を知らせなければなりませんので、多くの人に知らせるためにも火事である事を大きな声で知らせます。

これは逃げ遅れる人がいないようにするためで、まず最初は大声で火災が発生した事を知らせて多くの人が逃げられるように広めます。

次に自宅で火災が発生してしまった場合は、通常は非常ベルなどがある事が多いので、それを押して火災が発生した事を知らせるようにします。

一戸建てなどで火災が発生した時も同じで、まず人に知らせてから消防署などに火災発生を通報して消防車の手配をしてもらいます。

その間にも集まった人同士が協力をして、付近の住民を避難させるよう大声を出したり、大きな音を出したりして逃げ遅れる事が無いようにしましょう。

逃げる時には煙を吸い込まないよう努力を!

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密閉した建物の中で火災に巻き込まれてしまった場合、煙は上の方へいくので足元は意外と煙が少ないものなので、這うようにして逃げるというのも有効と言います。

ハンカチなどがあれば、ハンカチなどの布を水でぬらして口と鼻にあててなるべく身を低くして迅速に出口へと向かいましょう。

韓国で起こった地下鉄火災を教訓に!

余談ですが韓国の地下鉄火災の時に生死をわけたのは、こうした布を口や鼻にあてて身体を低くして逃げた人のほかにビニール袋を口にあてて逃げた人が助かっています。

なので、ビニール袋などは小さくたためるものなので、いつもカバンのどこかに入れておくと良いかもしれませんね。

火災に遭遇した時の行動まとめ

大きな建物の中や地下道や地下鉄、そして普段暮らしている住宅街などで火災が発生した時に、どのような行動を取ればいいのかをまとめてみました。

常に命を守る事を再優先に考えながら、日々の生活をしておくといいですよね。

火災が起きた時の行動

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マンションなどの集合住宅での火災が発生した場合、多くの人に知らせる必要があるので大声や音を出して知らせる。

これは逃げ遅れを防ぐための行動で、意外にも被害に遭う人が少なくなる事で知られている。

次に非常ベルを鳴らしたり119番へ通報したりする、この時出来れば逃げた人と連携をして役割を決めると迅速に対応する事が出来る。

建物の中にいた時に火災が発生した場合、煙を吸いこまないようにハンカチやタオルなどを口や鼻にあてて逃げる。

ビニール袋などを使って逃げたという例もたくさんあるようなので、常に携帯する事も良い事かもしれません。

逃げる時には姿勢を低くして避難経路を探す事、避難経路がわからない場合でもパニックにならないようにする事。

一戸建て・住宅街で火災が発生した時の行動

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一戸建ての住宅街などで火災が発生した時もマンション火災などと同様で、人に知らせるという事からはじめます。

消防へ連絡を入れる事も忘れずに、近所に声をかけつつ消防車の到着を待つ事が一般的です。

この時消しとめられる場合なら『バケツリレー』も有効かもしれませんが、火は回るのが早いので出来れば消防を待ちます。

延焼の可能性があるので、風向きや強さによっては多くの家に避難を促す方が良いでしょう。

あとがき

いかがだったでしょうか。この記事が皆さんのお役に立てたのでしたら嬉しいです。

火災は出そうと思って出るものではありません。そして火の勢いというのは私たちが思っているよりも凄いのです。まだ初期の段階だから大丈夫だろうなどと思わずに、しっかりとした対応をする事をお勧めします。

一番怖いのはパニック状態になってしまう事です。自分がそうならなくても周囲の方がパニックになってしまったら、巻き込まれてしまうかもしれないのです。

そうならないためにも、火災など災害が起こった場合には素早い行動が必要になるのですね。

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