【地震に遭遇したら】その時どうすればいい?

災害への備え!防災情報

地震の怖さはよく知っているからこそ家の備えは十分にしていると思うのですが、家の中にいる時だけに地震が起こるという事ではありません。

時間帯によってはむしろ外出先で遭遇する可能性が高いという事もあります。でも毎日防災グッズを持ち歩く事はできませんよね。では外出先での地震に対しての防災はどのようにしたら良いのでしょうか?このページでは外出先での防災についてを調べてみる事にしました。

まずは大きな地震が外出先で襲ってきた場合に想定される危険についてを考えてみると、色々な事が考えられるため、それぞれの状況に合わせた対処法などについてを調べてみました。

例えば車に乗っていたら?とか街を歩いていたら?とか観光していたら?ショッピングをしていたら?など様々なシチュエーションを想定した安全な避難の方法や、帰宅をする時の注意点などをまとめてみました。それぞれの対処法を頭に入れておくだけでも若干危険を回避できるのではないかと思います。

自宅にいる時に遭遇したら

自宅にいる時に大きな揺れを感じた時にまずしなくてはならない事は、時間帯によって違いがあります。例えば火を使っているのであれば慌てずに火を消す事が最優先になります。

これは言わなくてもわかるように地震による火災を防ぐためです。この時に慌てて火傷などをしないためにもコンロを揺れを感知したら止まるタイプにしておくと安心かもしれません。

次にすることは物が落ちてこない場所(テーブルの下など)に避難する事です。自宅の場合テーブルというとキッチンだと思うのですが、食器棚などの倒れたら危険なものもあるので普段から食器が飛び出さない工夫などをしておくのも良いですね。

一応上から物が落ちてきても頭を怪我する事は避けられるのではないでしょうか。そして大きな揺れがおさまったら持ち出し袋などを持って速やかに避難します。

もしも夜に大きな揺れを感じた時には火の心配は無いと思うのですが、眠っている部屋の家具などが転倒してきて動けなくなったり重いものが頭に落ちてこないようにしておけば取り敢えず大怪我をする事は避けられるのではないでしょうか。

大きな揺れがおさまったら同じように避難袋などを持って速やかに避難すると良いですね。なので自宅で大きな揺れを感じる前の備えなどがあればほぼ問題はないのではないでしょう。

ただし、家屋に問題があったり耐震構造や免震などをしていない住居の場合、家自体が倒壊してしまう可能性も無いとは言えないので、できれば自宅の免震や耐震についてを知っておく事や、それなりの揺れに耐えられる程度の補強などは考えておいた方が良いでしょう。備えあれば・・・という事です。

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学校にいる時に遭遇したら

実は自宅よりも屋外よりも意外と怖いのが学校という場所で遭遇した時ではないでしょうか。日本は学校とは構造が丈夫にできているので安全と信じ切っているところがあるようです。

これは避難先に学校が指定されている事でもわかる事ですが、それは想定内の大きさの揺れに対してのみという事を忘れてはなりません。例えば東日本大震災の時に学校の建物が倒壊してしまった事を受けて政府などが調べてみたところ、驚くべき事がわかったのです。

それは東日本大震災と同じクラスの地震が起こった事を想定すると、全国にある学校の建物の中で耐えられる構造をしている学校というのは全体の73.3%ほどしかないという事です。

つまり残りの建物は基準に満たなかった事になるのです。それだけではありません。学校の避難の方法にも問題があったケースもありました。全員で安全に避難する事にこだわりすぎて避難が遅れて多くの児童や先生が犠牲になってしまった学校もありました。

このことを重く受け止めて学校の避難の方法も臨機応変にしなくてはならないでしょう。お子さんには先生の指示に従わせるべきかどうかは悩むところですが、学校側の意見も保護者の意見も織り交ぜて避難の方法などを納得するまで話あってみる事がお勧めです。

また、耐震についてなどもしっかりとしていく必要もあると思います。これについてもすぐに解決できる問題ではないので地域全体の問題として考える問題ですね。

取り敢えずは学校の避難の方法について納得をした上で学校側の指示に従う様にすると良いでしょう。

自動車を運転している時に遭遇したら

車の運転をしている時に大きな揺れを感じたら、人によってはすぐに地震とは気づけない可能性もあります。というのも自動車を運転している時に強い揺れを感じたとしても「道が悪いのかな?」くらいにしか思えないからです。

実際に自分も経験した事があるので震度が7以上くらいじゃないとすぐに地震だ!とは思わないものかもしれません。ですが地震だとは気づくと思うので気づいた段階で車を左に寄せてハザードをつけておきましょう。

次にラジオなどが付いていると思うので、ラジオをつけて情報を収集する余裕は欲しいところです。車を止めて揺れがおさまるのを待つ間は車から外に飛び出さない方が良いでしょう。

他の車に接触してしまう可能性が無いとは限りません。そして揺れがおさまったら行動に移しますが、この時できれば車のキーはつけたまま避難するのが常識です。どうしてかわかりますか? 例えば緊急車両が通る時に車が邪魔で助かる命が助からない事を避けるためです。

でも一般的な人にとって車とは自分の自宅と同じくらい大切な財産ですから、キーをつけたまま逃げるのは忍びないかもしれませんね。

ですが人の命や自分の命には変えられませんのでできればキーはつけたまま逃げ出すようにしてください。心配ならば車検証などの重要なものは持っていけば良いのです。

こういう時はお互い様で、もしも自分が病院へ搬送されるときに車が邪魔で命を落とす事になったら死んでもしにきれませんよね?なのでできるだけキーをつけたまま逃げましょう。

後になって盗まれてしまったのなら警察に訴えれば良いでしょうし、避難しなければならない状況にあって車泥棒をするほどバカな人もいないと信じたいですね。

とりあえず自分の安全や人の命の事を最優先に考えましょう。また、高速道路などの場合にも車を寄せて揺れがおさまったら避難路から速やかに避難してください。不測の事態の時のために普段から避難をする事などをシミュレーションしてみると良いでしょう。

ビル街を歩いている時に遭遇したら

仕事や買い物などいろいろとあるとは思いますが、特に都心部で暮らす人や仕事を持つ人の場合は揺れもそうですが、他の事にも注意しないといけません。

例えば看板の落下やガラスの落下です。壁の落下なども心配される建物もある事を忘れてはなりません。そのため揺れている間はビルからなるべく離れる事が良いのですが、周りが全部ビルだったりした場合にはどうする事もできない場合もあるでしょう。

なのでできるだけ揺れがおさまる間というのは頭を守る事が必要です。揺れがおさまったら速やかに建物から離れて避難をするようにしましょう。

余震などによって倒壊してしまう恐れもあるので、そうした二次災害などに遭わないように避難をする必要があるのです。そして避難先はビル街に設けられている広いスペースです。その場所というのは落下物の心配が無い場所のはずなので安全だと思われます。

建物の中にいて揺れによって動けなくなってしまったりした時には助けを待つしかないという状況である事もあるでしょう。

ただ強い揺れを感じた時にものが倒れてこない場所に移動しておくという事を頭にいれておいても良いかもしれません。特にスーパーなどで買い物をしていた時などは棚からものが落ちてくる可能性もあるので、なるべく揺れを感じたら商品棚から離れて揺れのおさまるのを待って避難しましょう。

海の近くで遭遇したら

もしも海の近くにいる時(レジャーなど)に大きな地震と遭遇してしまったら、心配なのは津波が発生する地震のタイプなのかどうかという事ではないでしょうか。

よく地震がくると津波についてもあわせて情報を流しますが、地震が発生した場所や発生した原因となっているものが津波を発生させるタイプではない場合には心配する必要がありませんが、もしも津波の心配がある場合にはただちに高台などへ避難しましょう。

例えば海水浴場などで、シーズンだったりした場合は地震が起きたあとすぐに放送があると思うのですが、シーズンではない時に海の近くへレジャーへ言った場合にはその地域の緊急放送を聞くか、携帯やラジオなどで情報を入手して高台などに避難すると良いでしょう。

ただ、大きな地震の場合は一応安全のために高台へ避難すると良いですね。イザという時のためにも常に高台の場所などをチェックしておくのも良いかもしれません。

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公共の乗り物(電車やバスなど)に乗っている時に遭遇したら

公共の乗り物に乗っている時に大きな地震に遭遇したら、まずはパニックにならないようにするのが生死を分ける事もあります。

人間はパニック状態になると正常な判断ができなくなる事があります。特に地下鉄などの狭い空間に閉じ込められるなんていう事態に遭遇したりする場合もあります。

そんな時にもできるだけパニック状態にならないように落ち着いて行動を取る必要があります。バスや電車などの場合は外なので揺れが治まるのを待ってからできれば全員で避難をするようにしましょう。

地下鉄などの場合には揺れがおさまるのを待ってから避難をするのは同じですが、場所が場所だけに地下鉄の職員さんの指示に従って安全に避難するようにします。

もしも火災などが発生していた場合には煙を吸い込まないようにハンカチやタオルなどで口や鼻などを保護しながら避難をするようにしましょう。この時煙がひどい場合にはビニール袋などを口に当てて避難しても良いかもしれませんね。その時はビニールの中に入れる空気を下の方から取る事がポイントです。

他の乗り物の場合も同じように職員に従って安全に避難をするようにしましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。今回はもしも地震に遭遇したらどのようにして身を守ればいいのかについてを、簡単ではありますがまとめてみました。

日常的にある事ではありませんので、どうしてもおろそかになってしまいがちですが、もしも大きな地震に遭遇してしまった場合の対処についてを、普段から考えておくといいですよね。

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